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何となく~雑感「若者の力」
2017年08月21日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
いつもとりとめのない内容でありますこと
ご容赦下さい。
山形新聞の記事より。
人手不足が叫ばれている今日、完全週休3日は可能か?
まして高齢化社会の日本なのに。
森永卓郎さんによると、
ホワイトカラーは移動体通信とクラウドの発達で、
ブルーカラーは人口知能とロボットが仕事をしてくれる。
といった理由で可能だいう見方をしております。
働き方改革は時代に合わせたやり方で必要だと思います。
これから「働くことが美徳」とした考え方は
失われていくかもしれません。
先日のTV「そもそも総研」では人口知能の発達により、
仕事への価値観が変わると言ってました。
単純労働から人間が解放され、
「生活の為に仕方なくやっていた仕事」から
「本当にやりたい仕事」へ移行することで、
人生がより充実したものに変わるということでした。
また、これからの日本を担う子供たちへの今後の教育体制も
「特定の職業を目指す為のもの」から
「人工知能を使いこなし、それを『より良い社会づくり』に
結び付けていく為のもの」へと
移行する必要もあるという、これからの価値の紹介でした。
どうなることやら、私にはさっぱりわかりません(^_^;)
いずれにせよ、
改革には若い人の力が必要であると思うのであります。
何となく~雑感「ライフスタイルに合わせる」
2017年08月05日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
先日YBCテレビで「やまがたクラフトストーリー」を見ました。
その中で「畳の再生と革新」 職人・鏡 芳昭さんの言葉が私の胸に刺さりました。
古き良きモノをそのまま残していくことは難しいことである。
本質を残しつつ、ライフスタイルに合わせた商品の提供という言葉にとても共感しました。
また、原材料を理解し、仕入れ先を大事にすることで信頼関係が生まれ、
一緒になって業界の為に商品作りをしている。
そして業界を知ってもらう努力、発信し続けるといったアプローチをしている。
最終的には「本物」が残るということ。でもそのモノの可能性、
良さを引き出す為にコラボレーションといった新しい取り組みをしている。
商品、作品を選択するのはお客様です。
なので作ったモノを無理強いは勿論しません。
「本物」にはストーリー「歴史」があります。
繰り返しになりますが、それを土台とし、
ライフスタイルに合った価値の提供を考えながら、
素材の良さを引き出す、楽しいモノ作りをしていこうと思いました。
何となく~雑感「言葉の重み」
2017年07月24日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
先日の山形新聞より。
最近テレビで丁寧にという言葉を耳にします。
また仕事上、丁寧にという言葉を使う時があります。
丁寧にの意味は「注意深く心が行き届くこと」「手厚く礼儀正しいこと」
でもいくら「丁寧に」とアピールしても
相手に伝わらないと、理解、納得してもらえないと
「丁寧」という言葉は消滅し、
あいつは「うそをついている」
そう思われてしまうよう気がします。
本人は決してそんなつもりが無いのに、気がつかないうちに
そう思われてしまう場合があるということです。
言葉というのはそれだけ「重い」ということです。
心身のバランスが良くないと丁寧にできません。
自分ファースト、頂けまません。
理解、納得して頂く為に
常にストライクボールを投げることは難しいですが、
コントロール良くいきたいです(*^^)v
何となく~雑感 「装置として!」
2017年06月29日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
山形新聞さんより。
大学1年と高校3年の息子がいるから
大学のこと、意義をより考えるようになり、
彼らが社会人となった時のこと、
妻と話し合う機会が多くまりました。
アクティブで多感な時期に縁を育み、強い絆を結んだ若者が
全国で活躍している。
大学は人財を育成している場です。
ボクらの時代とは違う、明らかにレベルの高い環境で
今の学生さんは過ごしている気がします。
そしてとても勉強熱心だと思います。
結びの文章に、
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大学が何をしてくれるかを吟味することは大切である。
しかし大学が、こうして地方に他地域とのつながりや、
「多様性」をもたらす他に代えがたい装置になっている・・・
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心に響きました。
何をしてくれるかの吟味ではなく、結局は、
自分がなにができるのかを吟味する。そして、
その装置は、学生が身を置く大学だけでなく、
社会にも、たくさんのコミュニティに
あるような気がします。私も日々の仕事を通して、
自分がお役に立てる何かを見つけたいと思います。
何となく~雑感 「ステキだな~」
2017年06月25日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
山形新聞さんより。
ステキだな~と思った記事。
そこにはやっぱり人のふれあい、温もりがある。
「単なる学生の課題分析に終わらず、
住民との交流に重視してきたことにある」と。
ボクも単に「何が売れている、何が成功した」といったことに
フォーカスぜす、
染め物を通してお客様とのふれあいを大切にしたいというのが理想。
ふれあいが大きな財産と思ってます。
マイナーな業界で、ウチなんか小さい仕事しかできません。
でも、斎染は家内工業であり身軽なぶん
印染の魅力を情報発信して、
ふれあう「きっかけ」を作りたいと思います。