何となく~雑感RSS

  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    昨日、高校生の訪問を受けました。

    詳しいことは言えませんが授業の一環として来られました。

     

    三方よしという言葉は皆さんご存じかと思います。

    SDGsビジネスを柱として考えると「六方よし」という言葉が、

    今の段階ではしっくりとくるのかなと

    お話しを聞いて思いました。

    六方よしとは、

    売り手よし、買い手よし、作り手よし、世間よし、地球よし、

    そして未来よし、です。

    これから様々な人達の意見を聞きながらも、自分たちで考え、

    思い、悩み、でも楽しみながらプロジェクトを遂行されるのだと思います。

    とても楽しみです(*^^*)

     

    彼女達の想いに対して染物屋ができることはほんの一部だと思います。

    プロジェクトにどこまでお役に立てるかわかりませんが、

    今までのキャリアに、新しい知見が注ぎ込まれるようでワクワクします。

    いつものように染屋なりにできること、つなぎ役になりたいと思っております。

     

    昨日はお話しながらも、染めの現場をご覧頂きました。

    「わーすごい!」綺麗な染物と話題の人気柄に

    期待通りのリアクション(笑) とても嬉しく、有難かったです(_ _)

    お互いの領域を知る上で貴重な勉強をさせて頂いております。

     

    それでは皆様楽しくも穏やかな週末をお過ごし下さい。

    お仕事の皆様、次のお休みまでファイトです(^^)v

     

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    山形新聞に毎週日曜日に掲載される日曜随想が好きです。

    あと毎日「気炎」は読んでいます。

    (でもすぐ忘れてしまうこともしばしばorz)

    5月10日の記事になりますが、酒田市の若葉旅館、矢野専務さんの

    記した言葉が私の心に響きました。

    でも「は~こんな文章書けるなんてすごいな~」という内容が

    ほとんで感心しっぱなしです。

    デカメロンという言葉は昔少年隊の「デカメロン伝説」という歌が

    あったけど・・・という私の学の無さを自ら露呈します。

     

    さて先に申し上げた心に響いた言葉ですが、

    結びで、「近代はグローバリズムをいささか急ぎ過ぎた~」

    とおっしゃってます。

     

    この文章を見て2018年の1月に

    南洲翁遺訓についてブログ掲載したことと

    似ている箇所があると思いました。

     

    経済を中心に考えると「速度と合理性」を追い求めがち。

    便利になった分、それを過剰に追求すると

    後々に歪みが生じてしまうということ。

    その歪みは様々ところに波及してしまい、

    問題がおきる度に対処はしますが、根本が改善されていない為

    修復が難しくなるような気がします。

     

    「速度と合理性」からこぼれ落ちるものには

    人間にとって大事なものがある。といったことを

    「南洲翁遺訓」から学びました。

    こぼれ落ちた人間にとって大事なものとは?

    私なりの回答は、

    1「足るを知る」ということ。

    そしてその都度振り返り今までの恩恵への

    2「感謝の気持ちを忘れない」ということ。

    今の時点で私が思う雑感でございます。

    そして今できること、役割を果たして参りたいと思います。

     

    毎度つたない内容にお付き合い頂きありがとうございました。

     

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

     

    2月15日~17日まで全国青年印染経営研究会、岩手総会。

    盛岡

    花巻

    一関、縦断の旅です。

     

    旅といってもお世話になっている染物組合の総会です。

    しかも私が一員でもある北日本ブロック(北海道・東北ブロック)

    主催の総会です。この2年間、直前会長としての職務、

    総会設営準備の仕事をほとんどしていなかったので、

    何が何でも行かなきゃという思いで女将の美智子さんと参加してきました。

    メイン行事は総会ですが、工場見学、懇親、観光と

    内容は盛りだくさんです。

    総会の議事が終わり、新会長に就任された亀崎さんより

    直前会長の任を終えた私に花束を頂きました。

    亀崎さんは鹿児島なので薩摩藩。私は酒田なので庄内藩。

    時を越えて薩摩の方よりまたこのようなご厚情を賜り感謝の気持ちでいっぱいです。

    私が申し上げるのは甚だおこがましいことではありますが、

    印染業界の為に頑張って参りましょう。これからもよろしくお願い致します。

     

    昭和53年1978年に岩手県花巻市で開催された総会に、

    他界している両親が参加しておりました。

    モノクロ写真はその時の集合写真です。時を経て今年も岩手で開催され、

    総会会場は花巻市です。先ほど申し上げましたように、

    女将の美智子さんとの参加です。

    偶然とは言え両親と同じように、花巻の地で夫婦での参加です。

    「次世代への継承」という意味で先人のお導きがあったと思います。

    また、親の代より「ご縁」を頂いた皆様と40年という時を経て

    「絆」として深く結ばれたような気がします。

     

    岩手県は染屋を継ぐ前に、サラリーマンとして生活しておりました。

    3年半程暮らし社会人として人間形成を育んだ街です。

    それもあってか、いつもに増して感慨深い総会でした。

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。

     

    山形新聞より。「パターナリズム」

    相手のために良かれと思ってやったことが、

    逆に相手の権利を奪う結果となることがある。

    特にそれが、強い立場の人から弱い立場の人になされると

    父権主義「パターナリズム」と言われる。

    「余計なお世話」となってしまわないためにも、

    思い込みや決めつけ(ジャッジメント)をしない

    コミュニケーションの方法が求められている。

    このように書かれてあります。

     

    良かれと思ってやるとあるが、それは自分でやった方が早いとか、

    経験上、自分がしてきたことが正しい、或いはそれしか知らない

    という身勝手で狭い考えで、場合によっては相手を見下している行為に思えます。

    思いこみや決めつけといった幼い行為をしない為にも、

    良くコミュニケーションを取るべきと思います。

    簡単な例として「メール」より「電話」 「電話」より「会うこと」。

    会ってお話ししたこと、印象は忘れないように記録すること。

    五感すべてを使って初めてコミュニケーションがとれるような気がします。

    私も面倒くさがりになってきているので注意しなきゃです!

     

    2月になり立春を過ぎた今日になってようやく冬らしい

    酒田になりました。

    新型コロナウイルスも気になります。

    クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」は昨年酒田港に

    寄ってくれた豪華客船です。心配です。

    皆様どうかご自愛下さいませ。

     

    まいど拙い話にお付き合い頂き、ありがとうございます。

     

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  • ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

    手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。

     

    山形新聞の記事より。

    毎度の二次ネタ、備忘録として「ダイナミックプライシング」

     

    聞き慣れない言葉ですが、

    例として「ホテルの宿泊料金や飛行機の運賃が時期によって

    違いがある」 簡単に言えばそういったことです。

    「需要と供給」に合わせて価格を上げ下げすることなんですね~。

    音楽イベント、野球やJリーグ等でも用いられているなんて、

    都会に住んでいる人たちは、時間が空いた時「パッと」行けて

    うらやましいなあと思いました。

    価格の決め方は、曜日や天候、過去の実績を使って

    最終的にはAIを活用します。

    ここでも「AIが使われるんだね~」と思いました。

     

    文末の家電量販店にも広がりつつあるという文章には驚きました。

     

    さて印染(しるしそめ)業界では活用されていくでしょうか?

    同じ染め物でも、各染工場の事情で価格の差があることはあります。

    また都道府県によって季節によって忙しい時と

    そうでない時がはっきりしている業界です。

    AIを使うことは無いにしても、「早割り」という名目で

    これを導入することなんてあるのかな・・・?

    斎染さんの商売スタイルと照らし合わせると、

    お客様によって価格を変えているような気がして何か嫌です。

    信頼で長く繋がっていきたいと思っていますので「なし!」です。

    でも、技術の機械化は想像以上に進んでいます。

    手仕事が機械仕事にとって代わり、染物なのか印刷なのか

    お客様が判断できなくなる危惧は大いにあります。

    だからこそ「染め」を地道に強く発信していかなければならない!

    思いを新たにした次第です。

    ライフスタイルや価値観が変わりつつある今日、

    頭の隅に覚えておきたい言葉だと思いました。

     

    毎度拙い話にお付き合い頂きありがとうございました。

     
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