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あとつぎ 「責任と覚悟」
2017年09月19日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染。
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
一生の思い出として残る出来事でした。
16日は全染研でお世話になっている先輩のお嬢さんの
結婚式への招待を頂き、静岡県三島市まで。
うなぎ1時間待ったけど美味しかったです(^O^)
全染研(ぜんせんけん)の仲間と一緒に行ってきました。
あいにくの雨でしたが、2人の愛はその雨を吹き飛ばし
晴れやかな結婚式、披露宴となりました。
んで、諸先輩方を差し置いて、私みたいなおとこが
主賓挨拶をさせて頂きました。
「ぬくもりを育み皆に愛される2人であって欲しい」
という言葉を申し上げました。
初々しい2人の姿は皆を笑顔にし、優しい気持ちにさせ、
更に家族の愛で感動の涙に包んだのであります。
最後は清々しい気持ちで式場を後にしました。
また、この度は「あとつぎの」のお披露目の意味もあったと思います。
それは後継者の為に準備、環境をしっかり整えてきた「主・あるじ」と
主の気持ちを理解し、未来へ希望を抱く「後継者」
お互いの信頼が成せること。
言い換えると「責任と覚悟」の表れです。継ぐ側、継がせる側、
各々が同じベクトルを向いて歩みだす一歩でした。
今のご時世、家業継承は当たり前でなく、とても難しいことなのに
とても素晴らしいことだと思います。
あーほんとイイ結婚式でした。ありがとうございました。
セミオーダーのれん「猫と楽譜柄」
2017年08月11日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
YBC『news every』枠内の『時を越えて』のコーナーの放送直後
1本の電話を頂きました。内容は、
「TVに映っていた猫と楽譜柄ののれんが欲しい!」 でした。
「猫と楽譜柄」は風呂敷です。さて、どうしたら良いものか・・・?
いちから「猫と楽譜柄のれん」を作るとなると、結構なお値段になります。
できるだけ、ご負担にならないように考えました。
サイズはw85cm×h170cmと聞き、・・何とかいけるかも(^^♪
猫と楽譜柄風呂敷のサイズは70cmくらいで、その内側の黒枠、柄は63cmです。
左右は何とか体裁はつきますが縦が170cmなので、空きスペースができてしまいます。
そのまま白地は面白くないです。なのでスペースに猫をレイアウトしようと思いました。
でもただ列べれば良いという訳ではなく、
しっくり、自然なデザインになるように心掛けました。
そしてこんな感じのセミーダーのれんの完成です。
足跡をレイアウトしたのはお客様からのリクエストです。
ちなみに左が「ちち」付きの関東風仕立て。
右が「袋縫い」の関西風仕立てになります。
しろちゃん気になるようで、写真を撮っていたら
「わたしも~」って? 寄ってきました。
めでたし、めでたし(^^♪
この度は納品前にも関わらず、ブログ投稿を了承してくれた
やまがだのお客様!本当にありがとうございました(_ _)
世界にひとつの手ぬぐいを染めよう!!
2017年07月30日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
先日は夏休みチャレ~ンジ「染め体験教室」を行いました。
工場はノーエアコンです。暑い中お疲れ様でした。
その日の主役!! 体験してくれた2人の可愛いお嬢さんたちです(^^♪
まずは型彫りです。
好きな絵柄の型を彫って、自分でレイアウトします。
わたしはこう並べようっかな~(^^♪ いろいろ頭を悩ませてました~
染める前に染料を見て「わーーー」びっくりでした。
そしてオリジナルの手ぬぐいを染めました。あら、手を前に組んでおりこーさんに写ってます(^^♪
お互い表情硬い?いやたまたまでしょう(^^♪
好きな色はみずいろ!こんな感じで染め上がりました。
体験はここまでです。
楽しんでもらえたようで、働くおじさんとしては、
何歳になっても褒めてもらうのは嬉しいです。
このあと「乾燥」「色止め」「色止め定着8時間以上」
翌朝「洗い」「乾燥」「仕上げ」「裁断」で完了となります。
これから「仕上げ」「裁断」をしますのでもう少しお待ち下さい。
楽しいふれあいのひととき。良い思い出として後々まで、
憶えてくれてたら嬉しいなぁと思います。
酒田から発信 三代目の挑戦!
2017年07月18日
手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。
2017年7月17日(海の日)18:35〜
YBC『news every』枠内の『時を越えて』のコーナーに
出演させて頂きました。
8年前から取り組んでいる斎藤染工場の製品をブランド化、
「斎染ブランド」の取り組み、新たな商品作りについて
取り上げて頂きました。
立ち上げのきっかけを頂いた、
デザイナーの久松理子さんも出演しました。
ご自身が「楽しんでデザイン」しておられ、
斬新なデザイン、鋭い着眼点、きめ細やかな気配り、
作品そのものに彼女のセンスが盛り込まれております。
お客様にとって価値ある商品の提案。
手仕事のぬくもり、染物ならではの風合いを、
そして「染物ライフ」の提案をこれからもして参ります。
最後に気温34℃の中、わざわざ酒田までお越し頂き、
撮影頂いた 東北映音㈱様 に感謝申し上げます。