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TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
何となく~雑感「手にとって、分かりやすい展示とは?」
2019年06月29日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
斎染の商品はクラフトサイトと店舗で販売しております。
商品を気に入って、買って頂いている皆様、
本当にありがとうございます。
この度は、お二人で来られたらもう満員御礼状態になってしまう、
極小スペース店舗での展示についての雑記です。
勇気を振り絞って、ご来店頂いたお客さまに、
手に取りやすく、わかりやすい、
見せ方をするにはどうしたら良いか?
考えるようにしております。
先日、風呂敷の展示の仕方を考えました。
なるべく低予算でということで、既製品の棚を使ってます。
棚は天然木で幅が80cm、高さが115cmです。
w80cmに突っ張り棒を張り、風呂敷を掛けております。
正面から見るとこうなります。
風呂敷は50cm、70cm、90cmとサイズが3種類あります。
お客様からしたら、同じデザインであれば、
大きさを実感して、はじめて買う商品を選べます。
手ぬぐい、バッグはこんな感じです。
一番上で身長170cmの私に目線になります。
女性の目線だと少し高いかもしれませんね。
商品の高さが、横一定であることが
上手な見せ方のひとつだと聞きました。
また、こんな極小スペースでも、
ゴールデンゾーンを意識した展示をしております。
そして、商品をお見せする為に、空間を上手いこと使えたらイイなあと・・・。
また、進展がございましたらご報告致します。
それでは皆様楽しい休日をお過ごし下さい。
お仕事の皆様、お休みまでファイトです(*^^)v
昔からの手仕事展 ~酒田市松山伝承館にて~
2019年06月20日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
地震見舞い申し上げます。
山形県沖を震源とする震度6強の地震でした。
酒田は震度5弱でしたが、今まで体験したことない
大きな揺れと音でした。住まいは海が近くで、
津波情報が出ておりましたので一時避難をしました。
その後、被害状況が分かってきておりますが、
これ以上大きくならないように、
そして今後の余震等に注意してお過ごし下さい。
またご心配頂いた皆様ありがとうございました。
さて、酒田市松山伝承館にて「昔からの手仕事展」が
開催されます。
そこに斎染で染めた印染(しるしぞめ)が展示されます。
印染の他に、庄内刺し子、槙島ほうき、関川しな織り、酒田凧が
展示されております。
6月21日(金)から8月25日(日)のロングです。
印染は、袢天、家紋幕、大漁旗、日よけ幕、獅子舞衣装
斎染ブランドの手ぬぐい、風呂敷、バッグ等の
染物が展示されております。
お時間ある方は足を運んで頂き、ご覧になって下さい。
わからないことがありましたら、調査員の小松広幸さんが
説明してくれます(シフトにより、お休みの時もあります)
入館料は一般360円 高・大学生250円
小・中学生100円(土日は無料)
20名以上団体割引あります。
一般290円 高・大学生210円
小・中学生90円です。
では、よろしくお願い致します。
令和元年6月16日 中町わくわくマーケット出展作品紹介 その3
2019年06月12日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
今年の「中町わくわくマーケット」は
令和元年6月16日、日曜日に開催され、
クラフト工芸作家が33店参加します。
この度は「中町わくわくマーケット」に出展する
作品紹介その3です。
この度は「中町わくわくマーケット」に出展する
作品紹介その3です。
ボーダー柄手ぬぐいです。
カラフルでしょ(^^♪
6色あります。首や頭に巻いて使うボーダー柄、
気になる色がございましたら、
まずは手にとってご覧になって下さい。
また、6月16日は「父の日」でありますので、
名刺入れをプレゼントしてはいかがでしょうか?
数に限りがございますので、当日は売り切れごめんなさいです。
6月16日、皆さんの前にお披露目しますので、
是非、手にとってご覧になって下さい。
何となく~雑感 「ぬくもりが染み出ている」
2019年06月08日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
仕入先を大事にしている方は
得意先(お客様)も大事にしていると思います。
一方で、自分はクライアントなんだから「立場が上」という
勘違いをして、仕入先に窮屈な思いをさせている方は、
「因果応報」 自分の思い通りにいかなくなり、
最終的に得意先(お客様)にも不自由な思いを
させてしまうような気がします。
さて、話しは変わりまして。
こちらの写真はとあるラーメン店さんの
店内に設置されている「のれん」です。
タペストリーのように飾られております。
そしてこのようなキャプションが付けられてました。
あ~大事に思って頂いているのだと、嬉しくなりました。
このキャプションは、人つてには聞いておりましたが
改めて見て、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして、これとは違う、店外に設置してあるのれんのリニューアルを
依頼されたのは4月でした。でも5月末までお祭り仕事で忙しい、
すごく時間がかかってしまうことの旨をお伝えしたところ
「お忙しい時はお互い様です」
この言葉に救われました。
社長のお気遣いが身に染みました。
写真をみれば皆さんご存知のお店だと思います。
のれんを納めに行った時、せっかくなので
ラーメンを頂いてきました。
風流な中に「ぬくもり」が感じられる一杯でした。
何となく~雑感 「染物がある生活とストーリー」
2019年06月06日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
きっかけは、お世話になっている
東京の 和雑貨花楽堂 のオーナーさんより
頂いたお話しです。
「私のお店で、ピアノ柄風呂敷を買ってくださったお客様。
お嫁さんによろこんでいただきたくて、
結納時、お菓子を包むのにこのピアノ柄の風呂敷を使われる
予定だそうです。
そしてのまま風呂敷も差し上げるので、
説明書があれば同封してほしい、
せっかくのお品なのでどのようなつくられ方か
お知らせできればと思っています。」
というお言葉頂きました。以前から斎染ブランドが誕生した背景を
伝えるツールが欲しかったのですが、
いろいろと雑事に紛れ、二の足を踏んでいた日常でした。
ピアノ柄シリーズをプロデュースしている
久松理子さん へ相談したら、こんなステキな「しおり」を
作って頂きました。しかも超速攻で(笑)
私の情報だけでなく、理子さんのストーリーもあります。
まさに「地元デザイナー」×「斎藤染工場」=斎染ブランドです。
「斎藤染工場さんは服とか着物を染めるのですか?」
よく質問されることです。残念ながら違います。
斎藤染工場は印染(しるしぞめ)屋です。
印染めとは旗、幕、のれん、幟、袢天、風呂敷、手ぬぐいなどに
固有の名称、文字、家紋、印、今でいうロゴなどを
染めつける染色をさす言葉です。
作られた染物、ひとつひとつに温もりがあり、
ストーリーがあります。
温もりを感じて頂き、ストーリーに共感して頂いた
お客様のお陰で、日の目を見ることができます。
この度、花楽堂さん、久松理子さん、そして斎染の想いを
しおりにしたためました。
これからも、印染、染物は生活の中にある身近なモノとして
存在していることを、たくさんの方々よりご支援頂けるように、
知って頂けるように発信して参りたいと思います。
毎度、つたない話にお付き合い頂き
ありがとうございます。