〒998-0063 山形県酒田市南新町1-4-32
TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
40年という時を経て「ご縁が深まり絆となる」
2020年02月21日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
2月15日~17日まで全国青年印染経営研究会、岩手総会。
盛岡
花巻
一関、縦断の旅です。
旅といってもお世話になっている染物組合の総会です。
しかも私が一員でもある北日本ブロック(北海道・東北ブロック)
主催の総会です。この2年間、直前会長としての職務、
総会設営準備の仕事をほとんどしていなかったので、
何が何でも行かなきゃという思いで女将の美智子さんと参加してきました。
メイン行事は総会ですが、工場見学、懇親、観光と
内容は盛りだくさんです。
総会の議事が終わり、新会長に就任された亀崎さんより
直前会長の任を終えた私に花束を頂きました。
亀崎さんは鹿児島なので薩摩藩。私は酒田なので庄内藩。
時を越えて薩摩の方よりまたこのようなご厚情を賜り感謝の気持ちでいっぱいです。
私が申し上げるのは甚だおこがましいことではありますが、
印染業界の為に頑張って参りましょう。これからもよろしくお願い致します。
昭和53年1978年に岩手県花巻市で開催された総会に、
他界している両親が参加しておりました。
モノクロ写真はその時の集合写真です。時を経て今年も岩手で開催され、
総会会場は花巻市です。先ほど申し上げましたように、
女将の美智子さんとの参加です。
偶然とは言え両親と同じように、花巻の地で夫婦での参加です。
「次世代への継承」という意味で先人のお導きがあったと思います。
また、親の代より「ご縁」を頂いた皆様と40年という時を経て
「絆」として深く結ばれたような気がします。
岩手県は染屋を継ぐ前に、サラリーマンとして生活しておりました。
3年半程暮らし社会人として人間形成を育んだ街です。
それもあってか、いつもに増して感慨深い総会でした。
米さんのうるげる紙芝居「手ぬぐい」
2020年02月14日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
先日、米田佐之助さんと手ぬぐいを通じてご縁を頂きました。
快く写真撮影に応じてくれた米さん。本当にありがとうございました。
手ぬぐいをデザインしたのはお友達の小松広幸さんです。
「うるげる」って言葉イイですね。人それぞれとらえ方が違うかもしれませんが
最終的にはみんな「ほっこりする」とか「心温まる」感じになるのかな~と思います。
こちらの画像は「酒田市広報」です。
2月1日号の「私の街 さかた」に米さんが掲載されました。
米さんのご活躍の様子が紹介されています。
紙芝居を通して「ふるさとの良さを感じる場面を提供したい」
という言葉が書かれてましたが、記事の内容から
子供たちに十分伝わっていると感じました。
こういった気持ち、活動は私が常に思っている「染物を通してお客様とのふれあい」
「お客様に寄り添う」ということに通じると思いました。でも、
私の場合は伝え方が下手なので、今度、米さんに教わりたいと思います。
また、手ぬぐいをお渡ししたこの日、別の話題で盛り上がりました。
それを紹介できる日が来ると思いますので皆様楽しみに
待ってでくださいの~。
「YUI×斎染の作品」海を渡る!
2020年02月12日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
斎染作品が海を渡りました。
まずは試行錯誤の渡航第一便です(笑)
「猫豆絞り手ぬぐい」や「猫ミニ風呂敷」のデザイナーで
現在、フランスにお住いの高砂裕伊(たかさごゆい)さんから
嬉しいお知らせを頂きました。
(バスクの風景です)
以下、お店の紹介は現地の高砂裕伊さんより。
「YAOYA」
日本人の女性デザイナーさんとフランス人のフォトグラファーさんご夫婦が、
地域の人のコミュニケーションの場として、
農家さんの新鮮なビオの野菜をお届けする場として、
また日本の食材や文化発信の場として、
2年前にフランス南西部(フランスバスク)の
小さな村ゲタリーで始めたのが八百屋(店名はフランスでもそのまんまYAOYA!)さんです。
(バスクの街です)
ここバスクの新鮮なビオ野菜やチーズやパンと、
日本の食材や品物を取り扱っています。
また、店内には小さな座敷スペースがあって、
毎日日替わりでワークショップなども行われます。
地元の人はもちろん、パリやトゥールーズからも、
雑誌などでこのお店のことを知って来たというお客さんも。
オーナー夫妻の思いのこもったお店に、
手ぬぐいを置いていただくことになりました。
~商品の説明~
Les Tenugui sont des serviettes japonaises teintes par un artisan au Japon qui les teint une par une soigneusement.
On peut s’en servir pour de multiples usages : envelopper une bouteille ou un cadeau, s’en servir comme garde-poussière, décorer une pièce de sa maison, ou même encore s’essuyer le visage lorsqu’il fait trop chaud !
※ Ne lavez pas votre Tenegui avec du linge blanc lors de la première lessive.
~日本語に訳すとこうなります~
手ぬぐいは、日本の職人によって一枚一枚丁寧に染められた日本のタオルです。
様々な使い方が可能で、例えば、瓶などを包んでプレゼントにしたり、埃除けにしたり、
インテリアとして室内を飾ったり、または、暑い日に顔を拭ったりもできます。
※最初に洗濯するときは白いものと洗わないでください。
日本の伝統品がフランスの皆様にお目見えできるなんて幸せです。
オーナーさん夫妻からは「作品のバリエーションを増やしては?」という
有難い言葉や、レトロで日本的な柄の提案を頂いているそうです。
これからが楽しみですが、あせらずボチボチとやって参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
鶴岡のスイデンテラスにて
2020年02月10日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
鶴岡の「ショウナイホテル スイデンテラス」
中に入ってすぐ目につくのが「本間聡美写真展」開催中のボード。
斎染ホームページの写真を撮って頂いた方です。
「gradation」というタイトルで3月10日まで開催しております。
皆様是非足を運んで下さい!!
本間聡美さんご活躍何よりです。またお願いすると思いますので
その際にはよろしくお願い致します。
もうひとつお目当ては「ランチ」です。
こちら「山形牛のボロネーゼスパゲティ」です。
こちら「寒鱈と帆立の稚貝のスープスパゲティ」です。
ランチメニューはこんな感じです。デザートメニューもありました。
サラダ、スープ、ドリンク付きです。サラダとスープが美味しかったです。
次回はカレー?いやいや「ナポリタン」でいこうと思います(*^^*)
生意気ではありますがナポリタンでシェフのポテンシャルを
感じたいと思います。
食事空間はこんな感じです。
著名な建築家でもデザインしたのかしら?
ホテルの受付右側におしゃれな売店がありました。
庄内地元のお土産品がたくさんありました。
この展示棚は見やすくて、統一感があります。
手ぬぐいや風呂敷を展示する参考になりますね。
今は冬なのでスイデンテラスの魅力が100パー発揮されてないと思います。
雪が溶けて、温かくなり始めたら良い雰囲気になるのかな~?
車で30分もかからないところですが、一度、泊まってみたいです!
何となく~備忘録「パターナリズム」
2020年02月05日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
手仕事のぬくもりをお届けする斎染です。
山形新聞より。「パターナリズム」
相手のために良かれと思ってやったことが、
逆に相手の権利を奪う結果となることがある。
特にそれが、強い立場の人から弱い立場の人になされると
父権主義「パターナリズム」と言われる。
「余計なお世話」となってしまわないためにも、
思い込みや決めつけ(ジャッジメント)をしない
コミュニケーションの方法が求められている。
このように書かれてあります。
良かれと思ってやるとあるが、それは自分でやった方が早いとか、
経験上、自分がしてきたことが正しい、或いはそれしか知らない
という身勝手で狭い考えで、場合によっては相手を見下している行為に思えます。
思いこみや決めつけといった幼い行為をしない為にも、
良くコミュニケーションを取るべきと思います。
簡単な例として「メール」より「電話」 「電話」より「会うこと」。
会ってお話ししたこと、印象は忘れないように記録すること。
五感すべてを使って初めてコミュニケーションがとれるような気がします。
私も面倒くさがりになってきているので注意しなきゃです!
2月になり立春を過ぎた今日になってようやく冬らしい
酒田になりました。
新型コロナウイルスも気になります。
クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」は昨年酒田港に
寄ってくれた豪華客船です。心配です。
皆様どうかご自愛下さいませ。
まいど拙い話にお付き合い頂き、ありがとうございます。