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TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
何となく~雑感「みんなと一緒に未来よし!」
2020年08月09日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
久しぶりのブログ更新です。皆様ご覧頂きありがとうございます(*^^*) この度、山形県立酒田光陵高校ビジネス流通科3年、チーム as one(アズ・ワン)の皆さんのプロジェクトとご縁を頂き当方で手ぬぐいあずま袋を制作致しました。
7日、酒田市役所にてそのお披露目でした。光陵高校、酒田市のご尽力により、たくさんの報道各社さんに来て頂きました。
この模様は夕方のテレビユー山形・TUYで放送され、翌日は新聞各社より記事にして頂きました。
SDGsビジネスを柱として考えると六方良しの言葉がしっくりくるプロジェクトのような気がします。
手ぬぐいであずま袋を作るにあたり、6月から事前ミーティングを行い、ほんの一部ではありますが、染め体験もして頂きました。その後は制作にむけての小さな打ち合わせを何度か行いました。デザインは生徒達と先生で熟考を重ね決まりました。底には約10㎝のマチがついてます。
また、あずま袋の縫製、仕様について手書きのイラストが用いられ、生徒さん達の熱意と温もりを感じました(*^^*)
縫製はNPO法人「支援センターなのはな畑」(酒田市福山、能登淳所長)が運営する就労支援施設の利用者が請け負いました。
初日であずま袋は完売しました。幸先の良いスタートです(*^^*) なので斎染さん、早速あずま袋を増染しました。
次の販売は8月11、12日 11:30〜13:30酒田市役所一階にて行います。
六方よしを目的のひとつとして掲げるビジネスプランです。勉強させて頂きながら染屋なりに協力できることをさせて頂きます。山形県立酒田光陵高校ビジネス流通科3年の皆さんの、これからの活躍が楽しみです。
告知をもう一度(*^^*)
次の販売は8月11、12日 11:30〜13:30酒田市役所一階にて行います。皆様お時間ありましたら頑張っている高校生を応援してあげてください。よろしくお願い致します。
何となく~雑感「子供の好きは凄い!」
2020年07月26日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
この柄は何ですか?
児童達「たんじろー!」
斎染さん「市松模様です」
じゃあ、この柄はなんですか?
児童達「ねずこー!」
斎染さん「麻の葉模様です」
琢成小学校2年生児童さん達の「街探検授業」です。
日本の伝統柄を説明しつつ、麻の葉模様の手ぬぐいを
染めているところを見て頂きました~(*^^*)
麻の葉は成長が早い植物です。児童達の健やかなる成長を
願って染めたのであります(^^)v
児童「ぜんいつは何柄?」
斎染さん「うろこ柄です」
児童「え、うろこだきさこんじ?」
「児童のハートを鷲づかみ!?した数少ない染物屋!!(笑)」
そう思えたひとときでした(*^^*)
そしてツイッターのフォロワーさんの言葉
「子供の「好き」は凄い。」
まさにそんな課外授業でもありました。
何となく~雑感「楽してたからね~(汗)」
2020年07月22日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
長年使ってきたプロッターを買い替えました。
20年も経っていれば便利な機能がたくさん増えている!
大きな期待(小さな不安も)がありました。
いざ使ってみると、「ん~?こんなはずじゃ~」という疑問が生じてきます。
設定が細かい事や今までとは違うジョブに戸惑いを感じ、
今のところ「いとよろし」という機能には出会ってません。
でも「こんなはずじゃ~」という考えは、
自身が「頭でっかちになっている」ということかもしれません。
マシーンが長持ちした事は、とても有り難いことです(*^^*)
でも20年は長すぎたのかもしれませんね。
置き換えればその状況に甘えていた感じがします。
ちょっとした浦島太郎ですorz
なので状況によっては適度の変化が必要です。
特にツールに関しては年を重ねる毎に便利になっています。
「こんな機能があったらな」という「考え=疑問」を
持ち続けるように心掛けたいと思いました。
最後に、「道具に遊ばれるな!」
親父の言葉思い出したのであります。
麻の葉模様は縁起の良い柄です
2020年07月16日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
20年ぶりにカッティングプロッターを買い替えました。
覚えが悪くなったので、使いこなすには当分時間はかかりそうですが、
ボチボチやっていきます。
そして、買い替え記念という訳ではありませんが(笑)
「麻の葉模様」の手ぬぐいを染めました。
麻の葉模様には
子供の健やかな成長の願い、または魔除けの意味が込められいます。
コロナ禍では縁起の良い柄です。
流行りのアニメでも見られる絵柄ですが、前にも申し上げたように
「伝統×親しみ」という観点から日本の伝統的な柄を
いま一度皆様に知って頂きつつ、
お客様に染物を楽しんで頂きたい。という願いを込めて
お作りしております。
また皆様の生活の中に染物がある、染物を生活の中に取り入れて頂きたい。
お願いばかりで申し訳ございませんが、そんなこと思って日々染めております。
この手ぬぐいは、あずま袋やマスクにも使えそうです。
今日も手ぬぐいを買いに来られたお客様がいらっしゃいました。
ありがとうございました。
吸湿冷感手ぬぐいマスクのテスト
2020年07月12日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
吸湿冷感加工剤パラクールIDAのテストを行いました。
のテクニカルインフォメーションより。
パラクールIDAは水に溶解する際に熱を奪う性質がある
エリスリトール、キシリトールを含有しています。
パラクールIDAはこの原理を利用することで
人間が発する汗(水分)、不感蒸泄(蒸気)を吸収し、
衣服内環境の温度を下げることにより、着用時に優れた
涼感を付与します。
吸湿冷感とは?
人体からの汗(水分及び湿気)を吸収し、
冷感成分が溶解・吸熱することにより冷たく感じる効果を
“吸湿冷感”と言います。
マスクを付けた直後に冷たさを感じるのではなく、
汗、水分がマスクに吸収された後、冷たさを感じて頂くことになります。
パラクールIDAを施すことによって湿気(汗)を吸収するため着用時の
蒸し暑さを軽減し、快適性に優れた素材にしてくれます。
綿100%の斎染手ぬぐいマスクを吸湿冷感テストをしました。
パラクールIDAに浸し、ベイキング処理(熱処理)を行うことで
吸湿冷感が長持ちするそうです。
参考データとして約30回洗濯しても大丈夫だそうです。
結果は良好でした。斎染さんは黒と緑の市松模様マスクを試しました。
次は、モニターテストを行います。