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何となく~ 「幸せ」
2010年02月14日
上村愛子さん4度目のオリンピックで悲願のメダル獲得はなりませんでした。とても残念でなりません。でも彼女常にこう仰っているそうです。「細かいミスをしても、攻めるのが私の滑りです。」と。この言葉に彼女らしさが集約されていると思います。4年間の辛い練習、その他色々な想いがめぐり、勿論悔しさもあったと思いますが、彼女らしさを発揮し全力でプレーすることができたのではないかと。縁もゆかりもない私が勝手に述べるのは大変おこがましいことですが 「何となく~」 そう思った次第です。ありがとうございました。
今日は酒田同友会の例会日でした。斎染さんの会長職は本日で終了です。最後にこんな言葉を申し上げさせて頂きました。
先日紹介した筆談ホステスさんの本の中にある一節を。辛いのは幸せになる途中です。辛いという字に横棒1本を加えると幸せという文字なります。私なりに解釈させて頂きますと「継続・努力することによって、時間は人に知恵を与えてくれ、勇気も与えてくれます。時間を大切に使い、考え、前に進む事は 辛いことばかりではありません。その先にはきっと楽しみ、幸せがあると」私は信じたいです。
世間知らず、40そこそこのおっさんが申し上げるのは甚だせんえつではございますが、頑張っている全ての方々にエールを贈りたいと思います。
上手にお付き合い
2010年02月13日
こちら獅子舞の幕を染めた生地です。獅子幕は何度か紹介させて頂きましたが神社によってデザインが異なりそれぞれに特徴があります。同じ柄の獅子幕はめったにございません。今回は麻生地を染めました。麻は綿よりも高価で細幅です。独特の風合いがあり、より「和テイスト」をかもし出しています。
そめやさんなので「染め」が注目されますが、他にも大事なお仕事があります。そのひとつは「縫製」です。「ぬいこ」さんにサンプルと同じように指定されたサイズに縫製してもらう指示を出す作業がミチコさんの役割です。細かい指図が必要となり、完成品が良いあんばいで仕上がる為にも重要なお仕事です。普段からの「ぬいこ」さんとのコミュニケーションが大切で、その人のクセを知ることが必要でもあります。ところが「染め物」は工程の中に洗い作業があり、生地がいったん水の中に入ります。その為乾かした後、生地の伸び縮みがあります。また「ぬいこ」さんは勿論手作業なので、出来上がりには多少の誤差が生じます。紙じゃないんだから数ミリの誤差も無くキッチリとはいきません。でもある程度生地の伸び縮み、縫製の誤差を計算して仕事はしてますけどね。
この麻生地は普通の麻とは違い「混紡」の様な風合いです。生地の種類(性格)によって染まり具合(発色)、風合い(手触り)が異なりオモシロいですよ。特に染まり方(色の付き方)なんて同じ染料で染めているのに生地によって色の差(濃淡)が出るんだから。それぞれ「仕事の性格」をつかみ、材料、気象条件、などと相談して日々の作業を行います。係わる全ての事と上手に付き合わないと最終的にはお客様にご迷惑をかけることになりますから~。 「北風さんと太陽さん」みたいなもんですね。
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