〒998-0063 山形県酒田市南新町1-4-32
TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
佐々木蔵治とうふ店さん
2024年08月19日
松山の佐々木蔵治とうふ店さんです。この度ご縁を頂きましてのれんをお納めしました。
サイズはw156㎝×h65㎝。昇華転写による製作で生地はアムンゼンです。色ですが商談当初は紺系統の色を採用する方向でしたが、ふとした瞬間、女将さんの目に入ったピンク色が良いということになりました。とてもお似合いの色だと思います。
また人の出入り、搬入搬出を考慮し右端1枚にロゴを配置し、残り3枚は無地でということでこのようなデザインになりました。
そしてパッケージにある「蔵治」というロゴをのれんに用いて欲しいというリクエストを頂いたのであります。
こちら蔵治さんの商品です。
さっそくなんぜんじを頂きました。今となっては貴重な豆腐専門店さんです。皆様是非足を運んでご購入下さいませ。
女将さんは明るくて、あたたかい人柄な方です。商談時には色々とお気遣い頂き恐縮しっぱなしでした。のれんも喜んで頂き嬉しい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
のれん探訪 ~東京編その1~
2023年10月02日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
早いもので10月となりました。
今年の夏は長く、猛暑続きでしたので「乗り切った感」を覚える秋です。
さて先日所用で東京へ行った際にも、各お店ののれんを見てきました。
この度は「のれん探訪 ~東京編その1~」として出会ったのれんを紹介致します。
こちらグランスタ東京の IDÉE TOKYO(イデー トウキョウ)ののれんです。
のれんは一巾一巾繋がっておりますが、これは一巾一巾独立てしております。こういった形ののれんは、入口、間口が広いお店で見かけるような気がします。繋がっていないのでお洗濯、お手入れが楽かもしれませんね。
何となくですが、グランスタ東京のお店ののれんなので斬新なフォルムに見えます。生地は麻だったので余計におしゃれに見えたのかもしれません。
もうひとつ気がついたことを申し上げますと白いのれんが目立ちました。
こちらはGINXA SIXのお店ののれんです。季節的に夏用のれんとして「白地のれん」が使われる時期ですが、何となくオールシーズン白地のれんを使っているお店が多く、デザインもシンプルで生地の端の方にロゴを染めているのれんが粋、或いはおしゃれな気がしました。
最後にオーダーメイドでのれんを提げているお店は、のれんを大事にしている=お店の様子に気配りがいく=お客様を大事にしている=人気店の特徴のひとつとして思えます。
比内地鶏親子丼 北秋田市の「いな穂」さん
2023年06月04日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
この度は「のれん探訪」と「うまいもん」一緒の投稿になります。
先日所用で青森市へ行く途中で頂いた「比内地鶏親子丼&手打ちそば」の紹介です。
お店の名前は「なほ穂」さんです。旧鷹ノ巣町の駅近くにあります。
趣のある佇まいに「絶対うまいに違いない!」そう思ったのが2年前。
訪れた時はすでにランチはオーダーストップの時間で頂くことはできませんでした。
次、秋田を通るときは「リベンジ!」 必ず比内地鶏親子丼を頂きたいという思いでこの度の訪問となりました。人気店なので、到着してすんなり入ることはできず、車で待ちました。
秋田と言えば比内地鶏が有名です。こちらが比内地鶏の親子丼レギュラーです。
こちらはそば&親子丼ランチセットレギュラーサイズの手打ち蕎麦です。
思っていた通りとても美味しかったです。そばは山形に比べると細いですね。
もうひとつの目的はのれん探訪です。こちらが「ほな穂」さんののれんです。
既成の絵柄生地をのれんに仕立てたようです。材質は綿です。
店舗外観はこんな感じです。機会がございましたら行ってみて下さい。
のれん探訪 ~東根市&富谷市~
2023年05月25日
持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!
あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
先日、所用で仙台まで行ってきました。
移動の途中、その地域の美味しい店を検索して食事をするということは、皆さん当たり前のようにすると思いますし、旅の楽しみのひとつですね。
私の場合は食事プラスお店ののれんを見ることがとても大好きです。職業柄そうなっちゃいますね。
オーダーで作ったのれんを見た時は、生地、染め方、デザイン、サイズ等見て自分の仕事の参考にします。もちろんお客様へのフィードバックが一番の目的です。
この度は二つのお店ののれんを投稿します。
まずは東根市「肉そば はくよう」さんです。エンジに黒文字、色の組み合わせはポピュラーです。生地は綿だけど、平織りなので種類がわかりませんでした。でも柔らかな風合いが感じられ、裏までしっかり染料で染まってます。
頂いた山形名物の冷たい肉そば&げそ天です。11時開店ですがあっという間に満席になりました。
次は宮城県富谷市「麺や雄大」さんです。生地は綿スラブかな?しっかりと裏まで染まってます。スラブは変り織生地なので比較的高価な生地です。陽射しがのれんに届かないのでのれん環境としてはグッドです。
タンメン専門のお店は酒田人にとっては珍しいです。期待が高まりました。看板メニューの濃厚タンメンを美味しく頂きました。生姜がトッピングできるので嬉しかったです。
今回は2店とも右側にお店の名前が染められてありました。またほぼ同じ間口ですが、4枚割れと5枚割れになってます。
今週末は秋田、青森に行くのでまたのれんを見てこようと思います。