〒998-0063 山形県酒田市南新町1-4-32
TEL 0234-22-1713
営業時間 平日9:00~18:00
木口テープを染めてみる
2021年11月25日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
11月も後半です。雨続きの酒田、日中も寒く感じるようになりました。
斎染店舗の内装工事の経過報告です。まずは、職人さん達お疲れ様です。
細部に渡りお気遣い頂いてますこと大変有難く思います。
工事も後半、最後までよろしくお願いします。
この度は建築士さんから提案を頂いた案件の紹介をします。(この写真はその建築士さんより拝借しました)
手ぬぐい展示台の木口に貼るテープの染め、色試験、サンプル作成を行いました。
色付きの木口テープは販売されているのですが、この展示台には買うほどの量は要りません。
なので無地の木口テープに斎染さんが仕事で生地染めに使っている顔料を使ってみようということになりました。
全部で8カラー染めました。刷毛は市販品です。
んで、結果にほぼほぼ満足! 緑以外は刷毛足が付くことなく、上手く染める事ができました。
試しに木口へ色付けしたテープを当ててみました。映えるぞこれは 笑
展示台の出来上がりが楽しみ!です。
カムカムエヴリバディの「丸に橘紋」のれん
2021年11月18日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
朝食前のひと仕事を終え、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を楽しく見ている「小せえ街の小せえ染物屋」です 笑
YOUさんのせりふ「小せえ商店街の小せえ店」は国民を敵に回しましたね 笑
「たちばな」さんの店の前にかけてあるのれんに、染物屋なのでどうしても目がいき、思うことがあります。
「この時代にピンク色をチョイスするお店あるのかなぁ?」とか
「ピンク色のれんは日焼けしやすいのになぁ~」とか
「ピンク色の和名は何かな?」とか
のれんの中央にある家紋は「橘」であることは皆さんご存じと思います。
橘さんの家紋は橘なんですね。
正確には「丸に橘」です。安子さんが納品に行く時は商品を風呂敷に包んでいました。
でも、染め抜かれた紋は丸に橘ではなく、丸なしの橘紋でした。
(こちらの画像はネット上より拝借しました「麻のれん」です。)
普段はピンクに白抜きの綿のれんですが、夏は麻のれんをしている様子に、情景描写に気を使っていることがわかります。季節感があって良いですね。
そして昔のお店はオリジナル「のれん」を大事にしていたんだな~
「ピンク色のれん」とてもステキです。内装のひとつとして取り入れたいと思いました。
でも斎染さんの家紋は橘ではなく「丸に三つ柏」でした。
ゆる~くブログ「シャーベットカラー」
2021年06月17日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
アニマル柄手ぬぐいのイレギュラーカラーで、シャーベットカラーのモノがあります。シャーベットカラーとはひんやりと感じる明るめの淡い色のことを言います。
先日、メロン農家さんにこの手ぬぐいを見せたら大変喜んで頂き、直売所スタッフさん用にとご注文を頂きました。柄がメロンに似ていることもありますが、涼しげでとても良いと言ってくれました。
色によって好まれ、その業界にマッチするアニマル柄があるんだなーと嬉しくなりました。
最後に、地元では有名な 田村牛乳さん のアイスクリームです。1個350円です。 ト一屋みずほ通り店さんで 買いました。 バニラはあっさり系、 爽やかな味わいでした!
アイスクリームの下に敷くとよりひんやり感が増したような気がしました。なるほどシャーベットカラーです。
ゆる~ブログ paypayキャンペーン第二弾
2021年05月02日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
paypayでお買い物頂くと30%戻ってくる
キャンペーン第二弾が5月1日からスタートです。
猫の手も借りたいほど!?笑という訳ではございませんが、
染め猫しろくろさんがお待ちしております。
5月31日迄です。皆様、お時間ある時にでもよろしくお願いします。
明日3日 14時まで。4日 お休み。5日 16時まで。
お店は狭いですが、空気清浄機を使いながら定期的に窓、
戸は開放し、アルコール消毒、マスク等の感染対策はしております。
それでは皆様、楽しくも穏やかなGW後半をお過ごし下さいませ。
お仕事の皆様、次のお休みまでファイトです!
ゆる~くブログ「よさげなフレンジ」
2021年03月24日
ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、
夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。
フレンジ(フリンジ)という言葉を聞いたことがあると思います。
私は普段、フレンジという言い方をします。
優勝旗の三方、或いは四方を囲んだ棒状の飾りが染屋に
とっては馴染みがあります。
他、房飾りになっているアイテムとして、例えばマフラーの
下の方がそうなってますよね。
ネットで検索すると「糸や紐を束ねたり、かがったりした房(ふさ)飾り、
もしくは布や革の端を、連続的な裁ち目や帯状にする処理や装飾の事。」
と説明がありました。
そして手ぬぐいの端も使っていくうちに短いフレンジ状になります。
手ぬぐいの端のほつれが気になり縫っている方もいらっしゃいますが、
ほつれた箇所をキレイにハサミで切りながら使って頂くと、
短いですが、キレイなフレンジ状になっていきます。
ほつれて手ぬぐいがだんだん短くなり、しまいには無くなってしまうと
思っている方がいらっしゃいますが、ご安心くださいませ。
手ぬぐいならではの味のある形になります。
そして使うごとに生地の風合いがソフトになります。
時々アイロンをかけて「ミミ」のまくりを伸ばして頂くこと
丁寧な手ぬぐい使い師と言えるでしょう(笑)