2022年3月28日

染屋の営業ヒヤリング ~のれん編~

持続可能な社会を日本の伝統アイテムで表現!

あずま袋でSDGs、夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

 

先日、のれんの商談でお客様の所へ行ってきました。

オーダーメイドなので確認、相談することはたくさんあります。

1サイズ 2色 3のれんの割れ枚数 4染める文字の書体、大きさ、表記の仕方(デザイン、レイアウト)

5生地の種類や特徴 6縫製の仕方 7のれん設置場所とのマッチング 8価格と納期

9図案の提示(後日) まずは制作前のミーティングとなります。

ひとつ、ひとつ、説明しお客様の疑問、問題を解消していきます。

アイテムによって説明する内容は変わりますが、お客様へのヒヤリングを

じっくり行い、お互いが抱いている商品のイメージを作り上げて行きます。

なので制作するアイテムのサンプルとなるような過去の実績(商品)を

準備することもとても大切なことです。

 

上記商談は通常やっている私の営業フローですが、SPIN営業と通じるものがあると思いました。

SPINとは、

Situation(状況質問):状況を理解する

Problem(問題質問):ニーズを明確にする

Implication(示唆質問):問題の重要性を認識させる

Need payoff(解決質問):理想の状態をイメージさせる

 

SPINを意識することは大切ですが、毎日のフィールドワークや

ケーススタディを重ねることでより深うコミュニケーション能力を

身に付けることができると思います。

(考え方が古いのかもしれませんが)

でもこのようなストーリーができる一番の要因はステキなお客様に恵まれるからです。

先日お邪魔したお客様も自身がお話をする時、私の説明を聞く時、

親切、丁寧に対応して頂き本当に有難く思いました。

この方の為にしっかりとした良い仕事をしよう!そう思わせるステキなお方でした。

 

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