2016年2月12日

芸術とのご縁

手仕事のぬくもりをお伝えする染職人 斎藤満です。

 

アトツギ編集室 様より、のぼり染めのご縁を頂きました。

 

先日のことですが、東北芸術工科大学山形ビエンナーレをみんなでつくる、「みちのおくつくるラボ」のプロセスデザイン展(後期展示)に行ってきました。詳しくはリンク先ページをご覧下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

会場の「とんがりビル」です。

東北芸術工科大学の教員と山形ビエンナーレ参加クリエイターらが協力し、山形市の中心地・七日町の一角に、地域の「旬」や「知恵」に出会える食堂、本屋、ギャラリーからなる複合施設を、2016年2月にオープン。

2Fに撮影スタジオとデザイン事務所、3Fにシェアスペースや各種テナント、4Fには家具雑貨ショールームが入居し、クリエイターによるまちづくりの拠点になります(東北芸術工科大学様ホームページより引用)

 

 

 

これが斎染で染めた「幟 のぼり」です。会場では横向きになってましたが、9月、山形ビエンナーレ2016本番の時は、文翔館に立てるそうです。楽しみです(^^♪

 

 

 

長さ6m30cm 横幅70cmあります。14番カツラギに染めました。

 

 

普段している仕事内容から印染は「工芸」>「芸術」といった位置づけにあると思います。でもここ数年は機械で作られた製品が多くなりました。「工芸品」と言われる印染製品が減少しており、消耗品を扱うことが多くなりました。

 

そんな中で頂いたご縁。染めでどこまで細かく表現できるのか? 心配でしたが、納めた後、喜んで頂き本当に嬉しかったです。

 

毎度のことですが、お客様の笑顔、喜んで頂けることが私にとって何よりの喜びです。これからも価値を分かち合えるように、手仕事のぬくもりを伝えていきたいと思います。

 

お世話になりありがとうございました。

 


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