2021年3月24日

ゆる~くブログ「よさげなフレンジ」

ピアノ柄手ぬぐいといえば斎染、

夫婦二人三脚の染物屋、斎染です。

 

フレンジ(フリンジ)という言葉を聞いたことがあると思います。

私は普段、フレンジという言い方をします。

優勝旗の三方、或いは四方を囲んだ棒状の飾りが染屋に

とっては馴染みがあります。

他、房飾りになっているアイテムとして、例えばマフラーの

下の方がそうなってますよね。

ネットで検索すると「糸や紐を束ねたり、かがったりした房(ふさ)飾り、

もしくは布や革の端を、連続的な裁ち目や帯状にする処理や装飾の事。」

と説明がありました。

 

そして手ぬぐいの端も使っていくうちに短いフレンジ状になります。

手ぬぐいの端のほつれが気になり縫っている方もいらっしゃいますが、

ほつれた箇所をキレイにハサミで切りながら使って頂くと、

短いですが、キレイなフレンジ状になっていきます。

ほつれて手ぬぐいがだんだん短くなり、しまいには無くなってしまうと

思っている方がいらっしゃいますが、ご安心くださいませ。

手ぬぐいならではの味のある形になります。

そして使うごとに生地の風合いがソフトになります。

時々アイロンをかけて「ミミ」のまくりを伸ばして頂くこと

丁寧な手ぬぐい使い師と言えるでしょう(笑)

 

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