2011年11月19日

もんぺコレクション

新年の行事として「獅子舞をする」という催しが各地であると思います。この度は庄内周辺で使われている獅子舞用衣装「もんぺ」 斎染さんのところで作ったものをご紹介したいと思います。

 

こちらは遊佐町鳥海山大物忌神社系 うろこ柄のもんぺです。

 

巴紋を散らばしたのは斎染さんの地元、新町稲荷神社のものです。

 

見ていると目が「ちかちか」してしまうこちらは、鶴岡田川地区で見られるもんぺです。脚絆みたいにすそのところに紐がついてますね。

 

そしてこちらは・・・・・・ すんません 忘れました。酒田市本楯あたり? だったかな? 斎染父が数年前にさせて頂いた仕事です。

 

最もポピュラーなのは「だんご柄(水玉)模様」のもんぺです。酒田はほとんどこの柄じゃないかな? なぜ「だんご柄」なのか理由はわかりません。言い方も斎染父がそう言ってたのでそのまま受け継ぎました。衣装は・・・・すんません仕立てられたものがなかったので縫製前の生地です。獅子舞衣装下部分の名称は「もんぺ」「まっか」「ふごみ」「だっぷら」 と各地で様々でおもしろいです。

 

秋も後半にさしかかると、お正月の準備ということでご注文を頂きます。色、柄、縫製など各地特徴がありとても勉強になります。またこういった伝統を「絶やしてはいけない」と頑張っておられる方々に敬意を表したいと思います。ありがとうございます!!

そして手際よくもんぺを縫製してくれる人はそう居ないので内職のおばちゃんにも感謝です。

 

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コメント / トラックバック2件

  1. ししまる より:

    庄内の獅子舞に関わる装束を調べたくなりました。貴重な画像をありがとうございます。

    • 斎染 より:

      ありがとうございます 柄の他縫製にも特徴があります。それも土地柄、地域柄なんでしょうね

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